真理は単純にして平凡である。

心に残った一文を書き留めていきます。すこしずつ、ひとつずつ、ささやかに。

スターウォーズ エピソード8 その6

スターウォーズ エピソード8の続きです。


ベン・ソロ(カイロ・レン)は誰を我が師とすべきか、迷いの中にいます。

この人、と思ったルークには斬られそうになる。

じゃあシンプルなスヌークだ、と思ってるんだけど、

信じきれていない。

これは、出会った人がメンターなのか、

それともラベルが輝いているだけのダークサイドの使いなのか、

あるいは、メンターでもダークサイドでもない、「つなぐ人」なのか。

その見極めが難しいですよ、ということを意味しているんじゃないかと思います。

師事しているうちに、自分も変わる、師匠も変わる。

関係性はどんどん変化する。

いつの間にかダークサイドに落ちているかもしれない。

いや、ほんと、難しい問題です。



今日もお疲れさまでした。

良い夢を。

晩安。

明天再会。

スターウォーズ エピソード8 その5

今日のスターウォーズ エピソード8。

 

***

ルークスカイウォーカーとプリンセスレイアが、

長い不在のあとに、やっと再会を果たすシーン。

レイアの最初の言葉はこれでした。

I know what you say,

I changed my hair.

あなたの言いたいことはわかってるわ。

わたし、髪型変えたのよ。



ええーっ! この状況での再会で、

わたし髪型変えたのよ、って挨拶あるかい!

っていう表情でルークはあきれます。

このシーン、私は大爆笑でした。

でも、このシーンで涙したっていう女性、けっこういます。

絶対絶命のピンチでも、美しくあろうとするところに

共感するらしいです。

このセリフ、じつは伏線があります。

前作のエピソード7で、

長い不在のあとに再会を果たしたハン・ソロとプリンセスレイアのシーンで、

ハン・ソロは最初にこう言葉をかけます。

(you) changed your hair.

髪型変えたんだね。

これを受けています。

こういう細かいところも、スターウォーズの楽しみです。

 

 

スターウォーズ エピソード8 その4

今日のスターウォーズ エピソード8。

***

ベン・ソロはなぜダークサイドに落ちて「カイロ・レン」になってしまったのでしょうか。

これはアナキンの時と同じですね。

自分の力に自信があった。その力で父親にリベンジしてやろうと思った。

でも師匠であるルークは俺を認めない。

認めて欲しかった。力が欲しかった。自分の力で世界を変えてやると思った。

その挙句、ルークが自分にライトセーバーを振り上げている瞬間を見てしまった。

ルークは俺に嫉妬した。

ベンにすれば相当な出来事です。

だって、自分の叔父さんであり、当代一のジェダイを師匠と仰ぎ、辛い修行に耐えていた。

自分のフォースが強大になり、それもコントロールできるようになった。

そう思った矢先に、師匠に殺されそうになる。

これは辛いです。

一番信頼していた人物に裏切られた。

だったら、シンプルに自分の力を評価し、使ってくれるファースト・オーダーの方がいい。

そうしてダークサイドに走ってしまった。

誰でも理解できないウヤムヤを抱えているより、シンプルに力を求めている組織に属した方が楽ですから。

ベンは相当辛かったと思いますよ。


ということで、今日もお疲れさまでした。

良い夢を。

晩安。

明天再会。

スターウォーズ エピソード8その3

さて、今日のスターウォーズ エピソード8。

***

ルークはなぜベン・ソロの教育に失敗し、

彼を闇の戦士「カイロ・レン」にしてしまったのでしょうか?

彼を育てていくうちに、ベンの中に広がっていく闇に気がつき、

これは今の内に芽を摘んで置かなければと思って、ベンを葬ろうとした。

そういう説明でした。

でも、ベンと一緒に12人を教育していたのですから、

これはルークがエネルギー切れを起こしたと考えるべきでしょう。

すでに青年期になっているベンと一緒の12人ですから、

その12人もベンと同じくらいの年回りと考えられます。

その年齢のフォースを持つ弟子を12人、というのは、いくらなんでも無理でしょう。

ルークとアナキンの師匠、オビワン・ケノビでも、子供を十数人教えることはあっても、

青年期の12人を教えたという事実は、スターウォーズシリーズの中に出てきません。

ベンの能力はとてつもなく大きい。

こういう弟子といたら、たとえ一人でもエネルギー取られちゃいますよ。

それが「伝説のジェダイ」であっても。

エネルギーを取られなければ、葬ろうとするのではなく、

ほかの方法でベンを更正させることができたはず。

ルークはその力がなかったんですね。

それにルークも気がついている。

だから、隠棲していた。

だから、いやになって経典も燃やしちゃった(迷っているうちにヨーダに燃やされちゃったんですが)。



エネルギーが切れるとロクな判断しませんね。

今日もお疲れさまでした。

良い夢を。

晩安。

明天再会。

スターウォーズ エピソード8その2

スターウォーズ エピソード8 その2。

***

レイはベンとフォースで繋がります。

まるで目の前にお互いがいるかのように。

その時に、レイはベンの未来(=使命)を発見します。

ベンは自分の使命を知らない。だから闇にいる。

ならば、ベンに彼の使命をつたえれば、彼は光の方の戻ってくるはずだ。

そう確信して、レイはベンとスヌークがいる敵の母艦に単独で潜入します。

つまり、使命がわかっていないから、闇に落ちる。

レイはそれに気づいたのでした。

でも、レイもまだ自分の使命に気づいているとは言えません。

だから闇に落ちそうになる。

そして、レイもベンも揺れ動きながら、スヌークをやっつけちゃうんですね。

ここがまだよく私は見えていません。

多分、師匠であっても100パーセント弟子をコントロールすることはできない、

ってことなんだと思いますが、さて、どうだか。

ここはうやむやのまま、もうちょっと放置して、天啓を待ちますね。

 

ということで、

今日もお疲れさまでした。

良い夢を。

晩安。

明天再会。 

「スターウォーズ エピソード8」その1

みなさん、こんばんは。

いかがお過ごしでしょうか。

スターウォーズ エピソード8」、よかったですねえ。

 

これ、実はすごく奥が深い物語何なんですよ。

劇場公開も終わりましたので、しばらくこのお話をします。

私はこう観ましたよ、ということであって、

これが正解というものではありません、もちろん。

では、今日のスターウォーズ EP8

****

主人公のレイとレン、前シリーズのルークとダースベイダーのように、

はっきり光と闇に別れていません。

光のサイドにいるレイもなんども闇に引き込まれそうになるし、

闇にいるレンもまだ闇になり切れていない。

二人とも光と闇の間を揺れ動く。

レイはルークのもとで修行中に、なんどもダークサイドの入り口に引き込まれます。

どういう時に引き込まれるかというと、自分の過去に引っ張られるときです。

レイは自分の両親を知りません。

その過去を知りたいと思うと闇に向かっていってしまうのです。

レンもその弱点を知っていて、いつも彼女の両親のことを持ち出して彼女を闇に誘います。

レンも父親に愛されていなかったという思い込み、

師匠であるルークに裏切られたという思い込みを振り切ることができずに、

闇になり切れずにいます。

つまり、過去にヒモ付けられた現在にいると、闇に引っ張られるということ。


でもそのヒモ付けられた過去は、自分の勝手な思い込みにすぎません。

そのシーンがレイが闇の入り口から中に転落して、そこで見た光景です。

そこにいるのは延々と続く自分の姿。

両親が近づいてきたと思って顔を観たら、それは自分の顔。

過去は自分が作ったものにすぎない、っていうメッセージです。

これ、見事に「新・神話の法則」のままです。

 

(「新・神話の法則」はそのうちに)

観ていて、こんなにわかりやすく出てくんだぁって感動したくらいです。

***

今日もお疲れさまでした。

良い夢を。

晩安。

明天再会。

このカレー、気に入った。

「この間、アベさんと一緒に、駅の向こうに新しくできたカレー屋さんに行ったんですけど、行ったことありますか?」

 

「いいえ、ありません。それはどこですか」

 

「プネウマカレーっていう小さな店です」

 

「知らないなぁ、どこにできたの?」

 

「あの、早稲田通りを大学の方に行って、右側の、コットンクラブの手前の路地を右に入ったところです」

 

「なんだ、私が通っていた鍼灸学校の手前じゃないの。

で、美味しいの?」

 

「うーん、なんか、フツーなんですよ」

 

「なにフツーって。フツーのカレーってどういうの」

 

「うわあ、なんて言うんだろう。チキンカレー単品だけなんですけど、

 

もうちょっとなんかあっても良さそうなんですよ。

 

フツー、です」

 

「もしかしたら、あなたにとってのカレーとは、家庭で作るハウスバーモントカレーのようなものであって、それ以外のインドカレーとか欧風カレーとか、洋食屋カレーとか、蕎麦屋のカレーとか、を食べたことないんじゃないの?」

 

「いやいや、そんなことないんですけどね、なんかなー」

 

って要領を得ないので、プネウマカレーを食べに行ってきました。

 

これは、全然フツーじゃないです。

 

見事なチキンカレー。

 

しかも普通盛りが550円。

 

このレベルのカレーを1000円近い金額で出す店がたくさんあるのに、

 

この値段。

 

40代くらいのおにーさんが一人で切り盛りしています。

 

エプロンには「伊吹アンチョビ」って書いてある。

 

伊吹アンチョビがこのカレーの秘訣らしい。

 

なるほど。

 

インド風のカレーを作って見るとわかるのですが、

 

玉ねぎとチキンとスパイス、それにトマトなりスープなりを加えて作ると、

 

「何か一味」足りないんですよ。

 

ヨーグルトとか塩とか、醤油とか加えて見るんだけど、「旨味」が足りない。

 

でも、一味足りないままのカレーを出している店はたくさんあります。

 

新宿御苑前の店とか、神保町の古いビルの店とか、昔三越前の蔦の絡まる二階建てで営業していた店とか。

 

一味足りないままでも成り立つのは、「辛さ」を出すからです。

 

辛いと一味足りないのに気がつかれないで済むんですよ。

 

辛さゼロで食べて見ると何か味が足りないのがよくわかる。

 

あるいは、辛さの代わりに油をたくさん使って、油まみれにする。

 

このプネウマカレーはそうではなく、正面から「足りない一味」にチャレンジした。

 

その答えが、伊吹アンチョビなんだと思います。

 

プネウマカレー、辛くないです。でもちゃんと旨味がある。

 

ここにたどり着くまで、相当試行錯誤したはずです。

 

だって、カレーにアンチョビと言う回答は、他にはないですから。

 

そして、もう一つ、素晴らしいのは、後味がいいこと。

 

カレーの良し悪しは、店を出て30メートル歩いた後にわかります。

 

カレー店のカレーのほぼ90%は、食べた後に自分のエネルギーが落ちています。

 

例えば、胃がもたれるとか、胸焼けするとか、体が重いとか。

 

でもこのプネウマカレー、後味スッキリです。

 

体が軽い。

 

これなら毎日食べても大丈夫。

 

久しぶりにいい店を発見しました。

 

でも、今の所、いつもガラガラです。

 

いつまで持つかが心配ですが、多分なんとか持ちこたえるでしょう。

 

このクォリティでこのプライス。

 

よく頑張りました。

 

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