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真理は単純にして平凡である。

心に残った一文を書き留めていきます。すこしずつ、ひとつずつ、ささやかに。

人見知りサラリーマン

そもそもシャイネスが人間的に美質であると考える習慣がもうありません。うまくことばが出てこなくておずおずして、恥ずかしがる。自分の意見をいう前にとりあえず人の話を聞く。そして、つい相手の意見に同調してしまう。そんな人たちは現代の社会では「自己決定できない人間」ということになって低い評価しか受けられない。

「死と身体」内田樹 74ページ

 

何を隠そう、私は「人見知り」する。

学生時代、電話をかけるのがイヤで、どうしても電話しなければならない時は、

どうしゃべるかをなんども練習してから、ドキドキしながら電話した。

その「人見知り」でも、対人コミュニケーション命の広告業界でなんとかやっていけた(脱落しなくてすむ程度)。

入社して数年たったころ、新卒採用の面接担当になった。

その時に、人事部が事前の説明会で、

広告業界は『人見知り』ではやっていけない。だから『私は人見知りです』という学生は落としてください」

と平然と言ってのけたのには驚いた。

そんなことないのよ。

だいたい、採用面接のほんの10分、15分でその人のポテンシャルがわかるわけない。

大学の就職部や、リクルート情報や、企業の採用担当は、「面接でその学生のポテンシャルは絶対わかる」なんて平気で言ってるが、大嘘ですから。

 

 

 

自分の前にいる人が「自分にはルールのわからないゲーム」をしている。自分には輪郭が見えない英知を蔵している。そういうふうな構図で人間関係をとらえること、それが師弟関係の構造です。

「死と身体」内田樹 53ページ

 

新卒で広告会社に入った数年間、「ゲームのルールがわからない」状態でした。

だから必死にそのルールは何かを探して、ようやくその輪郭がおぼろげに見えたころにわかったのは、「なんだ、みんなルールなんてわかっていないくせにわかったふりをしていただけだ」ってことでした。

 

今も私は毎日、「ゲームのルール」を探っています。

今日もお疲れさまでした。

良い夢を。

 

晩安

明天再会。

(わんあん、みんてぃえん、つぁいほい=おやすみなさい、また明日)

 

武道にはいろいろな逆説というか背理というか、謎があるんですけれども、この「負けている状態は気分がいい」というのも謎のひとつです。こういうことは競技やスポーツしての格闘技をやっている方にはあまりピンとこないと思います。「負けると痛い」とか「負けると不愉快」というのがふつうで、だから「勝ちたい」という動機付けになっていますからね。

「死と身体」内田樹 49ページ 

 

私はピンと来ます。

道場で伊藤先生に柔法(関節技)をかけられると、

ものすごい激痛がビーンと走ります。

極まるその瞬間まで全く違和感なく、突然極まります。

もう身動き不能、抵抗不能です。

でも、そのあと、なんだかふわーんとした感覚がやって来ます。

 

内田先生がおっしゃってるのはこれと局面が違うのかもしれませんが、

でも「負けてる状態は気分がいい」、その感覚は確かにあります。

 

不思議ですね。

 

夢の中ではいつも同じ

夢をみました。

新卒から20年勤務した会社は、今は虎ノ門ヒルズにあるのですが、

その会社がまた移転して、今度は銀座8丁目あたり、

昔、中銀カプセルビルがあったあたりの、なんの変哲も無いビルにあり、

それを訪ねて行く、という夢です。

なぜか行き先は総務や経理の入っているセクションで、

どうやらそこで交通費の清算をしたいのですが、

でもその伝票を持ってきていないんですね。

あれ、伝票なしぞ、どうしよう、と思っているうちに、

いつのまにか、隣のセクションにある媒体部の中の雑誌担当の女子と、

なぜか来週末に行われる会議に出るかどうか、って話をしてる。

で、ふと気がつくと、どうも歩きにくい。

サイズが大きい木の靴を履いているらしく、全然前に進まない。

 

そうなんですよ。

私がみる夢は100パーセント、まともに歩けないし、走れない。

追いかけたり、逃げたり、急いだり、というシーンばかりなのですが、

絶対、足がちゃんと動かない。

足が動かないので、「うわー、追いつかれる」っていうところで目が覚める。

うーむ。いつも同じパターンだな。

 

夢とくると必ず登場するのがフロイト夢分析

でもこれ、今では全く認められていません。

エンターテイメントでしかない。

だから、そういう夢は抑圧されたこれこれという欲望の象徴だ、とかいうのはやめましょう。

夢を分析しても何にも解決しませんからね。

「あー変な夢だったなぁ、さ、また寝よ」

こうやってのんきに寝てしまうのがベストな解決方法だと思います。

 

 

ゴールデンウィークっているか?

ゴールデンウィーク、いい天気ですねぇ。

毎年、この時期は暑いくらいで、昔草サッカーをやっていた頃は、一気に日焼けしたものです。

でも、ゴールデンウィークって何のためにあるのでしょう?

いらないんじゃないでしょうか。

どこ行っても混んでるし、仕事は進まないし、いいことなんてほとんどない。

働きすぎを是正するなら仕事のやり方を変えないと変わりません。

連休増やしても、その分仕事がたまり、後でしわ寄せがくるだけです。

年末年始はまぁそれなりに「区切り」という意味合いがありますが、ゴールデンウィークはただ意味もなく休んでるだけ、です。

日本の祭日は、二つの例外を除いて全て宮中行事とリンクしているのですから、いっそのこと、陛下のご退位に合わせて祭日も編成し直していただけないかな、と思います。

家族サービスとか、海外旅行とかは、有給をちゃんと使ってやりましょう。

ゴールデンウィーク、反対。

 

 

 

フィギュアスケートの映像の貧困

みなさん、こんにちは。

安成です。

フィギュアスケートの浅田さんが引退しました。

それ以後、数日に渡ってテレビではその映像ばかりが流れています。

その映像を見るたびに私は、

日本のテレビのスポーツ担当は本当に何もわかっちゃいないな、って

がっかりします。

フィギュアスケートの映像で、リンク全体が見える(せめて半面でもいい)位置から

映したものを見たことがありますか?

あのアップの映像だけ見せられても、

フィギュアスケートのスピード感もダイナミズムも、空間認識の優劣も、

何もわからないじゃないですか。

フィギュアスケートって、あの広いリンクをどのような軌跡で、どう使うのか、

局面局面でのスピード感や技のタイミングなどなど、審査員の目線で見て、

総合的に判断される競技でしょ。

じゃあ、それがわかるような映像を撮るべきなんです。

私がやっていたサッカーも同じです。

少なくともグラウンド半面が見える位置からの映像でなければ

その面白さは伝わりません。

Jリーグ開始直後は本当にひどかったですね。

最近はそれでも落ち着いてきましたが。

でもサッカーの映像については英国BBCのものがベストです。

前にも書きましたが、最悪なのは、

ラグビーW杯の南アフリカ戦、最後の逆転トライの映像です。

歴史的トライの瞬間に、カメラのアングルが切り替わってしまい、

流れがズタズタ。

せっかくいいところなのに、

アングルが変わったおかげでトライが成功したのかどうかが

映像を見てるだけでは判断できなくなってしまっています。

アナウンスの絶叫があるから「やったー」ってなりますが、

音を消してあのシーンを見ていたら、

「えっ。何これ、トライしたのか?」

ってなりますよ。

ホント、ひどい。

この映像の貧困、いつまでたっても変わらないですね。

誰か日本のスポーツ中継を変える革命的な媒体を作ってくれないかなぁ。

 

 

 

 

 

 

地球温暖化で海面上昇、するわけがない

主に二酸化炭素の排出によって地球の温暖化が進み、

それによって海面が上昇していくつかの地域や国が水没する。

このお話、いろんなところでされています。

二酸化炭素排出を規制するための「京都議定書」が語られるときに

必ずと言っていいほど、このお話が出てきます。

でも、こんなことがあるはずありません。

中学校の理科のレベルでウソだとわかります。

よく考えましょう。

アルキメデスの法則です。

水は固体である氷になると体積が膨張します。

だから、水に浮かんでいる氷が溶けても水位は変わりませんよね。

ということは、海に浮かんでいる氷が溶けても海面は上昇しません。

海面が上昇する可能性があるのは、陸地の上に氷という形で乗っている水が、

溶けて海に流れ出したときです。

南極や極地に近いエリアの氷、ヒマラヤやアルプスなど高地の氷。

これが溶けて海に注げば、海面は上昇します。

ですが、これらの陸地に乗っている氷が溶けるには、

10度から30度程度、気温が上がらなければなりません。

それらのエリアの気温が10度も上がったら、

気候の大異変です。

その時は、海面上昇を待つまでもなく、人類は生存不能か、

著しく生存困難です。

ということは、海面上昇を心配する必要などなくて、

気温がこのままどんどん上がって行ったら、まずいことになるよね、

という問題の立て方が適切だ、ということになります。

さて、気温は上昇して行くのでしょうか?

私はそれは怪しいな、と思っています。