真理は単純にして平凡である。

心に残った一文を書き留めていきます。すこしずつ、ひとつずつ、ささやかに。

矜り高く生きよ。

汝は学問を琢き知を博め、もって帝を扶翼し奉る重き宿命を負うておる。よいか、文秀。困難な一生じゃぞ。心して仕え、矜り高く生きよ。

 

蒼穹の昴1」 浅田次郎 講談社文庫 24ページ

 

この小説を読むの、これで何度目か。とくにこの白太太のお告げがいい。

宿命を告げられて、それにドライブされて突き進んでいく二人のお話。

だから、宿命を告げるものには相当な覚悟が必要。

酔った勢いで「辻占」に手相をみてもらって言われた一言がずーっとひっかかってしまうなんてことがよくあります。ほとんどそれは「呪」のレベル。

 

でもね、宿命はかえられませんが、運命はいくらでも変えられますから。

宿命と運命の違いはまたそのうちに。

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