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真理は単純にして平凡である。

心に残った一文を書き留めていきます。すこしずつ、ひとつずつ、ささやかに。

実感が曲者。

実感が曲者だということは前にも述べた。しかし、私たちの日常は実感をよきものとして捉えているため、それが問題になると言われてもピンと来ない。現に実感できないサービスでは満足が得られないし、反芻できるようなすばらしさを実感しな

いと感動できない、と思っている。あるいは思い込んでいる。 

頭で感じる快楽に、実感は不可欠なのだ。そこには中毒的な魅力がある。人はやはり あの時のあの感じ」を欲しがるし、繰り返し求めてしまう。快楽は常に執着を結びつき、習慣やパターンとして自分の身に訪れる。本当は感覚には再現性がないの

だから、その快楽は実は観念でしかない。頭で感じているだけだ。 


「体の知性を取り戻す」 尹雄大  講談社現代新書   87ページ 


治療の効果と実感は本来は結びつきません。

でも痛みはその場でとりたいし、辛さもすぐに軽減してほしい。

あたりまえですね。


その矛盾を矛盾のまま矛盾なく取り扱えるか(甲野善紀先生)。



 



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