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真理は単純にして平凡である。

心に残った一文を書き留めていきます。すこしずつ、ひとつずつ、ささやかに。

「型」をどう考えるか

波に乗れるようになるには、いまの自分のままであっては決して乗れないことを海に入ってみて肌で知る必要がある。くだんのサーファーは基本をおろそかにしているのではない。型を型として活かすために、自意識や我の出た動きを否定しているのだ。

「体の知性を取り戻す」 尹雄大 講談社現代新書 89ページ

 

型は本来、「そうしなければならない」ものではなく、環境との関わりで「そうだからそう」なっているさまを示しているものだろう。体という自然には、「しなければいけない」ことなど何ひとつないのだ。私たちの体はなぜこういう体なのか?最も端的に答えるとしたら「そうだからそう」としか言いようがない。

つまり、基本の型というものは、「これさえやれば大丈夫」という安易な寄り掛かりを許さないのだ。

「体の知性を取り戻す」 尹雄大 講談社現代新書 90ページ

 

そうなんですよ。「型」ほど深遠なものはない。そう思います。