真理は単純にして平凡である。

心に残った一文を書き留めていきます。すこしずつ、ひとつずつ、ささやかに。

正しい歩き方は存在しない

本能が命じる標準的な「正しい」歩行法というものは存在しません。ときどき「正しいウォーキングの仕方」というようなことを教えている人がいますけれど、あれは嘘です。世界中のすべての社会集団は固有の歩行法を採用しています。それは正しい歩行法が存在しないからです。直立歩行する限り、どんな歩き方をしても間違っているんです。もそ標準的な正しい歩行法がひとつだけしか存在しないのであれば、進化の淘汰圧によって正しい歩行法をする種だけが生き残っていて、世界中の人間がみな同じ歩き方になっているはずです。でも、なっていない。

 

「日本霊性論」内田樹釈徹宗 NHK出版新書 138ページ

 

正しい歩き方は存在しない。でも「楽な」歩き方は何通りか存在します。

今朝、すぐ近くにある明治神宮の外周を「歩法の稽古」をかねて一周してきました。

膝を抜く歩き方、踵先を意識した歩き方、虎拉ぎを使った歩き方。それぞれやってみました。

なるほど、と気づくことがたくさんあります。もっともっと稽古して深めていかなければなりません。

でも私の場合は、伊藤昇先生に指導していだいた歩き方が基本になっています。

あれで私は「歩き方」に目が覚めました。