真理は単純にして平凡である。

心に残った一文を書き留めていきます。すこしずつ、ひとつずつ、ささやかに。

常に楽々悠々生きて

導くといふこと 技によりて為すに非ず 言葉によりて為すに非ず。たゞのり超える力 裡にありてのみ その力 相手に喚び起すこと出来る也。それ故治療するの人 悲しさをもたず 苦しさを知らず 病を知らず 不幸に悩むこと無く生く可き也。常に楽々悠々生きて 深く静かに息している者のみ 治療といふこと為すを得る也。

 

「治療の書」野口晴哉 全生社 59ページ

 

いつもいつも私が心に刻んでいる一節です。

野口先生のおっしゃっている言葉は、我々常人とはぜんぜん違うステージにいて発っせられているものなので、普通に読むと「何言ってんだ?」っていうことになりがちです。でもそれはまだ理解できる段階にないということ。

心気の稽古を積んで、カラダができてくるとそのうち身に沁みてくるもの。