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真理は単純にして平凡である。

心に残った一文を書き留めていきます。すこしずつ、ひとつずつ、ささやかに。

優し身

身体調整の優れた実践—研究は、人間に対する格別に広く深い関心と、万人を愛し、思いやる<優し身(やさしみ)>がなければ、そもそも成り立つことのない仕事である。

中略

優れた身体調整をなすには、あらゆることに〝身〟が啓かれていることが、必要である。あらゆることに、分け隔てなく、偏見なく、思い込みなく、好き嫌いなく、当て推量なく〝身〟を啓いていることは、現象学的認識の精髄とも言える「先入見なし」の態度、即ち現象学的還元の〝極致〟とも言えるものである。

 

「身体調整の人間学」 高岡英夫 佐々岡潔 斉藤孝 

恵雅堂出版 209ページ、214ページ

 

私に武道的身体運用の目を開かせてくれた最初の恩師は、高岡英夫先生です。

当時はまだ、広告業界にいたので身体調整とは全く縁がなかったですし、しかも高岡先生の著作のなかでもかなり地味な本なんですね、これは。

でも、なぜかちゃんと買っていて、それが今、私のバイブルのひとつになっています。

繰り返し、繰り返し、読んで、その度に新しい発見がある。

 

面白いことに、この本の著者のひとりは、その後にブレイクしたあの先生。

 

 

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