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真理は単純にして平凡である。

心に残った一文を書き留めていきます。すこしずつ、ひとつずつ、ささやかに。

祝福ということの本義

「これでこの人についての語りはおしまいです。この人が何者であるかについては全てが語り切られました」と言ってはならない。それでは呪いを鎮めることができない。だから写生に終わりはない。人間的現実に記述しきったということは起こらない。生は汲み尽くすことができない。それゆえ、僕たちは記述すること、写生すること、列挙することを終わり無く続けるしかない。それが祝福ということの本義だろうと僕は思います。

 

これも内田樹先生の著作の一節です。

その人についてすべてを理解することなんてできるわけないですよ。

それはドクターでも、治療家でも同じです。