真理は単純にして平凡である。

心に残った一文を書き留めていきます。すこしずつ、ひとつずつ、ささやかに。

仰げば尊し7

高岡英夫先生の「意識のかたち」に書かれていることを要約すると、

 

「運動」を生じさせる「身体の意識(身体意識)」にはカタチと構造がある。

 

(構造とは、

 

それぞれの身体意識がどういう関係にあるのか、重なっているのか、

 

独立しているのか、上位になるのか、下位にあるのか、階層構造なのか、ということ)

 

稽古をする、トレーニングをする、ということの目的は、

 

筋力や持久力やスキルを磨くことの上位に、

 

身体意識を明確にして、それを磨いていくこと、

 

でなければならない。

 

身体意識の「差」が、「実力」の差となって現れる。

 

それに気づいている指導者はほとんどいないし、

 

気づいていたとしても、それを磨いていくドリルを開発している指導者はさらに少ない。

 

そうそう、その通りなんですよ。

 

これはすごい。

 

この本を大盛堂で立ち読みした時は衝撃でした。

 

即、買って、隅々まで読んで、そして高岡先生の講座に申し込んだのでした。

 

初めて参加した講座は「呼吸法」でした。

 

虎ノ門にある教育会館の一室。

 

第一印象は、声がよく通る人だな、でした。

 

「呼吸法」、とても重要です。

 

サッカーばっかりやってると、呼吸法を身につける機会はゼロです。

 

呼吸法がその競技と密接な関係にあるのは、水泳と声楽くらい。

 

あとは、プレーヤーの自主的な工夫に任されています。

 

(任せていればいい方で、そもそもそんなことに気づいてもいない)

 

呼吸法はどこに役に立つか。

 

例えば、サッカーで例をあげましょう。

 

試合前、ロッカールームでやっているのは

 

「気合い入れるぞ! 気持ちで負けるな!」

 

という類の檄です。

 

では、気合いを入れるとは具体的にどういうことでしょう?

 

何をどうすれば気合いが入るのか。

 

誰かこれに答えてくれた人いましたか?

 

監督やコーチや先輩は気合いを入れる方法を持っていましたか?

 

単に、勢いよく声を出すとか、顔を叩くとか、怒ったような表情をするとか、全く無意味に走り回るとか。

 

気合いを入れる、というのは最高のパフォーマンスを発揮するために、

 

心の状態を整えることですよね。

 

その具体的な方法が呼吸法です。

 

ベストパフォーマンスに必要な心の状態は、3つのフェーズから構成されます。

 

それぞれのフェーズの状態を上げていく、あるいは下げていくための呼吸法があります。

 

3つフェーズがあるのですから、呼吸法も3つあります。

 

それをやってみる。

 

私が初めて受けた高岡先生の講座は、こういう内容でした。

 

いやぁ、そうだったのか。

 

もっと早く知っていれば、もっと楽にサッカーできたのに。