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真理は単純にして平凡である。

心に残った一文を書き留めていきます。すこしずつ、ひとつずつ、ささやかに。

フィギュアスケートの映像の貧困

みなさん、こんにちは。

安成です。

フィギュアスケートの浅田さんが引退しました。

それ以後、数日に渡ってテレビではその映像ばかりが流れています。

その映像を見るたびに私は、

日本のテレビのスポーツ担当は本当に何もわかっちゃいないな、って

がっかりします。

フィギュアスケートの映像で、リンク全体が見える(せめて半面でもいい)位置から

映したものを見たことがありますか?

あのアップの映像だけ見せられても、

フィギュアスケートのスピード感もダイナミズムも、空間認識の優劣も、

何もわからないじゃないですか。

フィギュアスケートって、あの広いリンクをどのような軌跡で、どう使うのか、

局面局面でのスピード感や技のタイミングなどなど、審査員の目線で見て、

総合的に判断される競技でしょ。

じゃあ、それがわかるような映像を撮るべきなんです。

私がやっていたサッカーも同じです。

少なくともグラウンド半面が見える位置からの映像でなければ

その面白さは伝わりません。

Jリーグ開始直後は本当にひどかったですね。

最近はそれでも落ち着いてきましたが。

でもサッカーの映像については英国BBCのものがベストです。

前にも書きましたが、最悪なのは、

ラグビーW杯の南アフリカ戦、最後の逆転トライの映像です。

歴史的トライの瞬間に、カメラのアングルが切り替わってしまい、

流れがズタズタ。

せっかくいいところなのに、

アングルが変わったおかげでトライが成功したのかどうかが

映像を見てるだけでは判断できなくなってしまっています。

アナウンスの絶叫があるから「やったー」ってなりますが、

音を消してあのシーンを見ていたら、

「えっ。何これ、トライしたのか?」

ってなりますよ。

ホント、ひどい。

この映像の貧困、いつまでたっても変わらないですね。

誰か日本のスポーツ中継を変える革命的な媒体を作ってくれないかなぁ。