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真理は単純にして平凡である。

心に残った一文を書き留めていきます。すこしずつ、ひとつずつ、ささやかに。

武道にはいろいろな逆説というか背理というか、謎があるんですけれども、この「負けている状態は気分がいい」というのも謎のひとつです。こういうことは競技やスポーツしての格闘技をやっている方にはあまりピンとこないと思います。「負けると痛い」とか「負けると不愉快」というのがふつうで、だから「勝ちたい」という動機付けになっていますからね。

「死と身体」内田樹 49ページ 

 

私はピンと来ます。

道場で伊藤先生に柔法(関節技)をかけられると、

ものすごい激痛がビーンと走ります。

極まるその瞬間まで全く違和感なく、突然極まります。

もう身動き不能、抵抗不能です。

でも、そのあと、なんだかふわーんとした感覚がやって来ます。

 

内田先生がおっしゃってるのはこれと局面が違うのかもしれませんが、

でも「負けてる状態は気分がいい」、その感覚は確かにあります。

 

不思議ですね。