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真理は単純にして平凡である。

心に残った一文を書き留めていきます。すこしずつ、ひとつずつ、ささやかに。

人見知りサラリーマン

そもそもシャイネスが人間的に美質であると考える習慣がもうありません。うまくことばが出てこなくておずおずして、恥ずかしがる。自分の意見をいう前にとりあえず人の話を聞く。そして、つい相手の意見に同調してしまう。そんな人たちは現代の社会では「自己決定できない人間」ということになって低い評価しか受けられない。

「死と身体」内田樹 74ページ

 

何を隠そう、私は「人見知り」する。

学生時代、電話をかけるのがイヤで、どうしても電話しなければならない時は、

どうしゃべるかをなんども練習してから、ドキドキしながら電話した。

その「人見知り」でも、対人コミュニケーション命の広告業界でなんとかやっていけた(脱落しなくてすむ程度)。

入社して数年たったころ、新卒採用の面接担当になった。

その時に、人事部が事前の説明会で、

広告業界は『人見知り』ではやっていけない。だから『私は人見知りです』という学生は落としてください」

と平然と言ってのけたのには驚いた。

そんなことないのよ。

だいたい、採用面接のほんの10分、15分でその人のポテンシャルがわかるわけない。

大学の就職部や、リクルート情報や、企業の採用担当は、「面接でその学生のポテンシャルは絶対わかる」なんて平気で言ってるが、大嘘ですから。