真理は単純にして平凡である。

心に残った一文を書き留めていきます。すこしずつ、ひとつずつ、ささやかに。

中吊り広告の逆襲

中吊り広告は雑誌に限る、と書いた翌日に、

 

逆襲にあいました。

 

資生堂のこの中吊り広告です。

 

いやぁ、これはすごい。

 

クリエイティブとはこういうことです。

 

才能がスパークした迫力が車内を圧倒している。

 

女優とカメラマンとヘアメイクが、その力量を一点に集中したこのフォト。

 

これしかないバランスで配列したアートディレクター。

 

見事な立体感を表現している印刷技術。

 

そして何より、宮沢りえさんの表現。

 

この広告に耐えうる女優は、宮沢りえさんの他に、ほんの数人候補になったであろうが、この出来映え見ると、この広告には宮沢りえさん以外いない。

 

すぐれたクリエイティブとはそういうもの。

 

有無を言わせない。

 

広告業界はほとんど死に体だが、これを見るとまだまだ捨てたもんじゃないって思います。

 

他の中吊り広告は、制作費10万円以下なんじゃないの? ってくらい、ひどい。

 

こういう、人をなめてるとしか思えない中吊りばかりでは気持ちが全然上がらない。

 

でも、ちゃんと考えて、ちゃんとお金をかけて、本気で伝えようとしたものにはココロが動く。

 

広告業界の方々、色々辛いでしょうが、

 

踏ん張りどころです。

 

明日を信じましょう。

 

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